マンションの外観に求められるエッセンス

1.街ごとに求められる外観デザインは違う。

閑静な住宅街、駅近の学生街、繁華街などの街の個性や、主要駅へのアクセスなど、街ごとに入居者層は大きく異なります。
街ごとに、入居者層をきちんと把握し、大手ハウスメーカーのマンションなどにありがちな「どこの街でも同じようなデザイン」のマンションではいけません。立地条件や敷地の形状などに恵まれた物件の場合は「どこの街でも同じようなデザイン」のマンションでも入居者が集まるかもしれませんが、そうではない場合は、年月が経ち、築年数が10年を越え15年に達する頃、入居者を集めることに苦労することになります。そうならないために、使い古された言葉ですが、「街に合ったデザイン」ということがとても大切になってきます。
「街に合ったデザイン」という言葉が単なるキャッチフレーズになりがちですが、立地や入居者層について粘り強く分析を行えば、求められている「外観」の姿の方向性は自然と見えてきます。

街ごとに求められる外観デザインは違う。  街ごとに求められる外観デザインは違う。

2.配色と素材感はバランスが大切

配色と素材感はバランスが大切

戸建住宅の外観はオーナー様や建築士の方の趣味が色濃く反映されていても、大きな問題にはなりにくいですが、マンションについては「入居者の方々の目にどう映るのか」ということがとても大切になってきます。あまり、極端に周囲から目立ち過ぎても、入居者の方々にとっては少し気が引けてしまう雰囲気になってしまいますし、かといって周囲に埋没してしまっては本末転倒です。「周囲と馴染みながらもしっかりと主張する」ナチュラルデザインでは、こういった外観デザインを大切にしています。

3.丁寧にそして丁寧に、これが全てです。

マンションに限らず、建物は出来上がったものを見るまでは本当のところは誰にも分かりません。特に外観は、廻りの環境の雰囲気も影響してくるので、とても慎重にデザインを決める必要があります。運悪く、周囲の雰囲気から浮いてしまったり、周囲から気付かれない様な外観は避けなければなりません。

選んだ材料は必ず、街の中の現物で確認をする。

丁寧にそして丁寧に、これが全てです。

選んだ材料は、「カタログやサンプルで選んで終わり」ということをしてはいけないと考えています。特に外観については、太陽の光や天候などにより見え方が大きく変わる場合が多く、殆どの場合は、サンプルとは異なる印象になっていることが多いのです。ナチュラルデザインでは、材料の選定が進んだ段階で、メーカーなどに直接問い合わせをして、実際にその建材が使われている物件を自分の目で確認しに行っています。
こうした、プロセスを省かずに積み重ねることが、入居者の方の目にとまるマンションを作ることに繋がると信じています。

丁寧にそして丁寧に、これが全てです。

ナチュラルデザインが考える入居者に喜ばれる、賃貸マンションの姿

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