付加価値としての収納力。収納率という考え方。

1.賃貸マンションの「収納量」は不満に思われている。

「収納量がちょっと少なくて…」という会話を皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。下図のアンケートによると、「収納量」は「防音」に次いで2番目に不満に思われていることが分かります。「収納量」住戸の基本的な部分において、賃貸マンションは入居者のニーズには応えられていないのです。

持ち家に比べて賃貸マンションで不満に思う点

2.収納力は数値で示す時代が来る。

現在のところ収納量については、何となく「多い」「少ない」といった感覚的な捉え方になっていますが、ネット社会が今後も進み、色々なものが比較の対象となっていくなかで、「収納量」についても、具体的な「数値」として表されるようになり、住戸の価値の一部として示されることが予測されます。

ここで「収納率」という言葉があります。住戸面積に占める収納面積の割合を示した数値で、一部の不動産会社が商品企画を行う際の収納量の基準として用いている指標になります。ナチュラルデザインでは、「収納率」において具体的な数値目標を立て、これを達成するような計画とすることが必要であると考えています。例えば1LDK(35㎡程度)の住戸において、ごく一般的な賃貸マンションの収納率は8%が理想とされていますが、ナチュラルデザインでは9~12%を目指しています。

「収納量」は時代の変化に関わらず、常に求められていくものであり、今後は付加価値として「収納量」をアピール出来るような賃貸マンションが必要になってくると考えています。

ナチュラルデザインが考える入居者に喜ばれる、賃貸マンションの姿

  • マンションの外観に求められるエッセンス
  • エントランスを考える
  • 美しく照らす照明デザイン
  • 間取りの基本はやっぱり使いやすく
  • 付加価値としての収納力・収納率という考え方

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